狭山市教育委員会 学力向上の取組
「平成31年度 狭山市教育行政の取組と重点 確かな学力の育成」から
更新:2019年5月1日


1 学力向上を目指した教育の展開
 ・新学習指導要領を踏まえ、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進し、学びの実感が持てる
   授業を展開します。
 ・各教科等の指導を通して、児童生徒に、以下の3つの柱をバランスよく実現した授業を推進します。
    @学びに向かう力、人間性等の涵養からなる資質能力の育成
    A基礎的な知識及び技能の習得
    B思考力、判断力、表現力等の育成
   ◇学校指導訪問の実施(小学校8校・中学校4校)
   ◇学力向上ストラテジープランによるマネジメントサイクルの推進(全小・中学校)
   ◇教員向け指導リーフレット「狭山市学力向上“茶レンジ・プラン”」の活用
   ◇学力向上研究委員会による基礎的・基本的な学習内容の定着と学習習慣育成のための学習課題の
    作成(狭山市共通の家庭学習ワークシート)


2 学力調査の結果分析と学習指導の充実

 ・「全国学力・学習状況調査」、「埼玉県学力・学習状況調査」などの分析結果から、各学校の課題を明確にし、
  実態に合わせた取り組みを推進します。
   ◇国や県が行う学習状況調査(生活・学習アンケート)結果の分析と課題把握及び解決方策立案のため
    の研修会の実施

3 少人数指導などによる個に応じた学習指導の充実
 ・一人ひとりの児童生徒が、基礎的・基本的な知識・技能を身に付け、「わかる喜び」、「学ぶ楽しさ」を実感
  でき
るよう、個に応じた効果的な指導の充実を図ります。

 ・非常勤講師を配置して、各学校の課題に応じたきめ細かな教育指導の充実に取り組みます。
   ◇わくわく支援員(全小学校)及びアシスタントティーチャー(全中学校)の配置
   ◇派遣非常勤講師


4 各種調査研究活動の成果を活かした学習指導の充実
 ・各種研究委員会(3委員会に委嘱)や研究委嘱校(幼稚園1園、小学校4校、中学校3校発表)が取り
  組んだ成果を授業に活かすことにより、学習指導を充実します。
 ・学力向上の取組で成果が現れた学校の方策を全学校に周知し、授業に活かすことにより指導を充実します。

 ・研究の成果とともに学習教材や学習指導案などの情報を、教育情報ネットワークで共有し、教職員がこれ
  を効果的に活用して指導を充実します。
 ・ユニバーサルデザインの視点に立った学習指導を推進し、誰にでもよりわかりやすい授業を目指します。


5 小学生学習支援事業の実施
  小学校4年生の児童に、算数に特化して学習活動を支援し、基礎的基本的な内容を身につけさせることにより、
    確かな学力の定着を図る一助とし、算数の好きな児童を増やします。
   ◇市内15校の小学校を会場に、平日の放課後に実施

  ◇講習・家庭学習用教材を準備し、指導者が講義形式で45分間授業を実施

6 中学生学習支援事業の実施
  学校の学習指導を補完するため、学校の授業以外で生徒が学習する機会を設け、学習活動を支援することに
    より、確かな学力の定着を図る一助とします。
   ◇市内8中学校区ごとに指定された会場で、土曜日または日曜日に実施

  ◇夏季、冬季休業中に、集中講義を実施

7 家庭学習の励行の推進
  ・学校における学び方の指導や小中学生学習支援事業への参加の促進などにより、家庭学習に取り組める児童
   生徒の人数や学習時間を増やします。
  ・学力向上研究委員会で作成した狭山市共通の家庭学習ワークシートを活用して、家庭学習の定着に取り組みます。

 平成31年度全国学力・学習状況調査の結果
 平成31年度埼玉県学力・学習状況調査の結果

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