狭山市立教育センター

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5月所感
      
    

範を示し、子どもを認め、子どもを信頼する

         


                 狭山市立教育センター
所長   新井  忠洋
                         

 それぞれに新しい出会いや新しい環境の中でスタートした四月が終わりました。私自身も、四月当初は、目の前の仕事をこなしていくことだけで精一杯でしたが、少しずつですが気持ちにゆとりが出て、ちょっと先のことまで考えられるようになってきました。
 そんな四月でしたが、市内小中学校へ訪問する機会があり、ほぼ半分の学校に行くことができました。その中で、最も目を引いたのは、子どもたちの「靴箱」でした。どの学校も、どの学年もかかとが揃えてあり、とても爽やかな気持ちにさせてもらいました。

「靴箱の整理整頓」は、ご存知のように埼玉県が平成17年から取り組んでいる、『教育に関する3つの達成目標』の「規律ある態度」の一つの項目です。「規律ある態度」の達成目標は、「学力」のようになかなか数値目標として表わすことが難しいところがありますが、子どもたちに豊かな心を育てる大前提となる達成目標です。学校では、きちんと靴を入れている児童生徒をその場で褒めたり、学級・学年を賞賛したりするなど、「褒める」ことに力点をおいて目標達成に努めています。

さて、「褒める」という言葉で、思い出されるのが、
“やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。”
 という山本五十六の有名な言葉です。この言葉はさらに、
“話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。” 
“やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。”
と続きます。
 つまり、子どもを健やかに育てていくには、@まず大人が範を示し、A子どもを褒め、B子どもを信頼することが、とても大切であるということです。
 学校でできること、家庭でできること、地域でできること、それぞれ役割は異なるかもしれませんが、「かしこく 心豊かで 健やかな さやまっ子」の育成のためにも、私たち大人が、まず範を示していきたいと思います。

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