埼玉県狭山市立入間川小学校 概要
 本校は、埼玉県の西部、所沢市、川越市の間に位置する狭山市(人口15万7千人)の中心部にあり、明治7年の創立、市内で最も歴史と伝統のある学校です。
 狭山市は、中央を荒川の支流である入間川が流れ、市内全域から富士山が眺められる景色の良い台地となっております。その土地条件を生かしたお茶作りや都内へ供給する野菜作りなど農業の盛んな町です。昭和40年より、自動車、機械、印刷などの工業団地、都内への通勤の住宅都市とも発展しております。また、航空自衛隊入間基地のある町としても知られているところです。
 本校の近くには、関越自動車道、圏央道、国道16号線、西武新宿線狭山市駅、西武池袋線稲荷山公園駅があり、交通の便には恵まれています。
 本校は、狭山市駅より徒歩3分のところにありましたが、校舎老朽化と狭山市駅西口再開発のため、1.4km離れた入間川のほとりに新校舎を建設し、平成12年4月に移転しました。
 子どもたちは、明るく素直で、運動好き、何事にも積極的に取り組み、校訓、学校教育目標の達成に向け、元気いっぱい学校生活を送っています。
      
学校長 千葉 收 〒350−1323   校  訓   「明るく 正しく 強く」 
児童数  522名 埼玉県狭山市鵜ノ木5番9号 学校教育標 
  • 美点を認める明るい子
  • ルールを守る正しい子
  • 背筋の伸びた丈夫な子
学級数 17学級  TEL 04−2952−6221
 
職員数 
 42名  FAX 04−2952−6222 スローガン 「人にやさしい、環境にやさしい学校」




本校の特徴

1 新しい環境づくり(オープンスペースの活用)
 ・教室と廊下の壁のない広い学習空間で、学年担任が協力してグループ学習や個別学習などのさまざまな学習形態を用意し、児童が主体的に学び取る学習を計画的に取り入れ、生きる力に結びつく授業展開を計画実践しています。

 ・総合的な学習の時間「ゆりの木学習(学校のシンボルツリーから名づけました)」に集中して取り組める時間を設定し、環境学習、福祉・ボランティア、地域の自然・歴史学習等が自ら課題を見つけてじっくり取り組めるように支援しています。

 ・フォローアップ学習と名づけて2週単位の時間割で3時間を位置づけ、国語・算数・図工等(体験的学習、コミュニケーション能力の育成、基礎・基本の育成)を学び取らせる時間を確保しています。更に、基礎基本の定着を確かめるため、国語・算数については月例テストを実施しています。

2 開かれた学校づくり
 ・地域・保護者に向けて、学校公開を毎学期1週間(土曜日を含め)計画、実施しています。
 
 ・教育活動支援ボランティアを募集し、授業の支援や図書の読み聞かせ等に協力をしていただいています。
 
 ・コミュニティールームを中心に、特別教室や講堂(体育館:冷暖房・音響設備完備)、プールを地域に開放しています。

 ・学校評議委員、民生児童委員会、子ども110番の家協力者、教育活動ボランティアの方々に学校においでいただいたり、学校経営説明会・各学年毎による学校長と語る会を開催したりすることにより、情報交換を行っています。

 ・地域学習として地域の自然や歴史の学習、福祉体験のために地域に出て行く学習を積極的に計画実施しています。

 ・学校便りを児童の手を通して地域の方々や自治会に配布・回覧をしています。

3 自然や人にやさしい学校づくり(エコスクールへの取り組み、バリヤーフリー)
 ・本校校舎の特徴(太陽・風・水などの自然エネルギーなどを利活用する県内初のエコスクール)を生かし、環境学習へ身近な教材として役立て、エコロジー学習として計画的に実践化を図っています。
 また、毎週木曜日は「エコスクールデー」として、環境に配慮した生活意識の向上を図っています。

 ・校庭にはフェンスがないため、入間川の河原での自然観察、水辺での体験学習に積極的に取り組んでいます。

 ・入間川の環境を守る学習(野生生物を守る、ゴミ問題とリサイクル等)に取り組んでいます。

 ・スロープやエレベーター、点字ブロック、車椅子対応のトイレ、自動ドアなどバリヤーフリーの施設を生かし、また、その持つ意味を学習することにより、子ども達の心のバリヤーフリーを実現し、人にやさしい学校づくりを図っていきます。