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狭山市立教育センター |
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今、7月27日から始まる、第30回夏季オリンピックに向けたバレーボールの最終予選が行われています。先日は、まず女子チームが3大会連続11回目のオリンピック出場を決めることができました。ただ、試合後の監督はじめ選手の顔は、出場を決めた喜びの顔ではなく、悔しさいっぱいの顔でした。それは、彼女たちの目標が、オリンピックに出場することではなく、オリンピックでメダルを獲得することに設定されていたからなのでしょう。
この高い目標設定については、『学問のすすめ』を著した福沢諭吉も、次のように記しています。 【心事 高尚ならざれば 働きもまた高尚なるを得ざるなり】
今回、納得がいかない状況で獲得したオリンピック出場ですが、まだ目標半ば。大会本番で は、目標達成に向けた熱いパフォーマンスが見られることと期待しています。 子どもたちも同じことが言えるのではないでしょうか。それぞれ発達段階に応じて、設定する目標は異なるとは思いますが、自分が目指すべき姿をイメージすることはとても大切だと思います。(福沢諭吉が記したように、できるだけ高く) そして、学校や家庭、地域は、子どもたちの目標達成のために努力している姿を賞賛し、意欲を高めていくことに力を傾注していきたいものです。 |
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