気候の特徴 |
平均気温
(青森) | 9.7度(最高22.9 最低-1.8) |
年降水量
(青森) | 1,360mm |
特記事項 |
・ 津軽半島など日本海側は冬の積雪がおおく、
また強い風によって吹き飛ばされた雪によって
おこる地吹雪(ぢふぶき)が冬場の交通などに
影響を及ぼす。
一方、太平洋側は夏に北東から吹き寄せる冷
たい「やませ」という風により冷涼な日がつづ
くことがあり、冷害がおこり農業に影響を及ぼ
す。
太平洋側と日本海側の気候のちがいは沿岸を
流れる太平洋側の親潮(寒流)と、日本海側の
対馬海流(暖流)によるところが大きい。 |
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自然環境 |
奥羽(おうう)山脈の北端に位置し、八甲田山などの火山を有し、十和田湖
国立公園に属す地域をもつ。東には陸奥湾を囲むように下北半島が、西に津軽
半島がある。秋田県との境には世界遺産に指定されたブナの天然林が広がる白
神山地がある。 |
代表的な都市 | [ 弘前市 八戸市(漁業基地) 六ヶ所村(核燃料施設など) ] |
歴史・人物 |
江戸時代、奥羽山脈によって東を南部地方とよび南部藩(盛岡藩)、西を津軽
地方とよんで津軽藩(弘前藩)が治めていたものを1871年現在の北海道の一部を
加えて青森県になったのが青森県のはじまり。
秋田県との県境にある十和田湖は、廃藩置県のおりに十和田湖の一部を含む鹿
角(かづの)郡が秋田県に編入された時にきちんと県境を決定しなかったため、
現在も十和田湖の湖面上の県境が決まっていない。
[三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)]
・縄文時代の大規模な遺跡で紀元前5500年から4000年ごろまでの間、
およそ1500年にわたって人々が暮らしていた様子がわかる。 |
伝統文化 | ○津軽じゃみせん |
産 業 |
○りんごなどの農業生産が多い。
○八戸は北洋漁業の基地であり、全国の港のうち銚子についで2番目の水揚げ量
を誇る。 |
特産物 |
○りんごの生産は全国で一番。弘前を中心とした岩木山のふもとの津軽平野一帯
はりんご畑が広がる。りんごは大型冷蔵倉庫で保管され、年間を通して出荷し
ている。りんご畑と冷蔵倉庫が各所にみられる。
○陸奥湾ではホタテ貝の養殖がさかんである。
○津軽(青森)ひば は優良な建築用材→日本三大美林
○津軽塗 |
観光地 | ○恐山(日本三大霊場の一つ。イタコの呼び寄せで有名) |
文学・文芸
の舞台 |
<太宰治(だざいおさむ)>
・「走れメロス」や「人間失格」で有名な小説家。津軽半島にある金木の出身。 |
祭・イベント | ○ねぶた祭り |
その他 |
[課 題] むつ小川原開発計画、冬場の出かせぎ
[トピック] 全長53.9qの世界最長の海底トンネル「青函トンネル」がある。 |