気候の特徴 |
平均気温
(下関) | 15.8度(最高27.0 最低5.8) |
年降水量
(下関) | 1,659.9mm |
特記事項 |
・瀬戸内海と日本海側の山陰とでは気候が異なる。
日本海側の山陰地方にある萩市などでは冬は雪が降り
やすいが、瀬戸内海沿岸地域では雨が少なく穏やかな
気候である。 |
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自然環境 |
山陰地方は日本海に面しリアス式海岸の美しい海岸がみられる。瀬戸内地
方は島と入り江の点在する瀬戸内海国立公園に属している。内陸には石灰岩
の台地がみられ、秋吉台は国内有数の鍾乳洞をはじめとした石灰岩が浸食さ
れてできたカルスト地形がみられる。 |
代表的な都市 | [ 山口 萩(はぎ) 岩国 長門(ながと) 下関 小野田 徳山 宇部 ] |
歴史・人物 |
<吉田松陰>
・幕末の頃、萩に松下村塾を開き、明治維新に活躍する人材を育てる。安政
の大獄で処刑される。
<木戸孝允><高杉晋作><乃木希典><山県有朋>
・幕末、明治に活躍した人物多数。
<伊藤博文><寺内正毅><岸信介><佐藤栄作>
・山口県出身の歴代の内閣総理大臣
<中原中也>
・明治から昭和にかけての詩人。
<種田山頭火>
・明治から昭和にかけての詩人。大地主の子として生まれた身がこの世を捨
て一鉢一笠、澄みながら 濁りながら、くる日くる日を行乞行脚の旅をつづけ
独自の俳句を作った。
「分け入っても分け入っても青い山」
[壇ノ浦の戦い]
・平安時代の終わり、平家と源氏との最終戦となる戦い。この戦いで平家の滅
亡し、源氏の政権になる。
源義経が源氏方の大将。この戦いの様子は平家物語として琵琶法師によって
語り伝えられたという。 |
伝統工芸 |
・萩焼
・金魚提灯 |
産 業 |
・瀬戸内海では石油化学工業や、セメントなどの工業がさかん。
小野田市は日本で最初のセメント工場が作られたところ。
宇部や徳山にもセメント工業がおこっている。
・内陸の高原地帯では乳牛や肉牛の飼育が行われている。
・下関からは韓国のプサンへ定期船が出ている(関釜フェリー)ので交流も
さかん。 |
特産物 |
・セメント
・萩焼
・下関のふぐ料理(水揚げは日本一)
・夏みかん |
観光地 |
・岩国にある錦帯橋(きんたいきょう)
・萩や津和野(島根県)の城下町の風情
・秋吉台のカルスト地形(秋吉洞などの鍾乳洞) |
祭・イベント |
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その他 |
[トピック] 下関は韓国の文化が伝わってくる町
九州への窓口となり、関門海峡には関門トンネル(鉄道)と
関門橋(道路)で結ばれている。 |