校訓 「高く 正しく 強く」

第2号(5月号) 平成27年5月1日発行   校長 関田重雄

 中央中学校に赴任して3年目を迎えました。この2年間様々な点で改善を行って参りました。改 めて整理してみたいと思います。  先ず、2年前に赴任した時、自転車通学の生徒が、駐輪場に行くのに校内を平気で自転車に乗 って走っていました。危険極まりない行為であり、すぐに止めさせました。中央中の生徒は素直 な子なので、理由をしっかりと話すとすぐに理解してくれました。このとき私は、この学校なら ヘルメット通学も可能だと確信しました。そして、地域や保護者の理解を得る中で、自転車通学 の生徒だけでなく部活動で自転車を使うときにもヘルメットの着用を義務付けることが出来まし た。  次に、表彰をできるだけ多くの生徒にしたいと考えました。学校生活3年間で、校長から全校 朝会で表彰される生徒は、学校が何も策を考えないと、2割程度に過ぎません。そこで、何とか 多くの生徒を表彰できないかと考えました。部活動の団体戦の場合は、全ての生徒に壇上に上が ってもらい表彰をしました。また各教科の先生にお願いし、英語ではスペリングコンテスト、 国語では漢字テスト、社会では歴史の年号テスト等々の成績優秀者を表彰しました。体育では、 体力テストの優秀者を表彰しました。その他皆勤賞や善行賞等を設けました。その結果2年間で 現3年生は、9割以上の生徒を表彰することが出来ました。今年度も継続して行っていきます。  さらに、挨拶は特に笑顔で気持ちを込めてするように指導してまいりました。特に目上の人を 見たら必ず挨拶をするようにと言っています。「浴びるような挨拶」を合言葉に今後も取り組ん でいくと共に、清掃活動にも力を入れたいと考えております。そのためには学校内の修繕を確実 に行う中で、生徒には、よりきれいな学校を目指すよう指導しております。今年度は市の教育委 員会のご厚意で廊下・教室・トイレの改修を行っていただけることになりました。さらに美しい 学校を目指して努めて参ります。  最後に新入生が中学校への入学が楽しみになるように、小学校6年生を夏休みに学校に招き、 「オープンスクール中央」と称して授業体験を行いました。いわゆる中1ギャップの解消の一助に なればという思いで行っております。昨年度は保護者の方の参観もできるように致しました。 その結果多くの保護者の参観をいただきましたことに感謝申し上げます。今年度も夏休みに計画 をしておりますのでよろしくお願いいたします。教えるべきことはきちんと教え、まじめで正義 感にあふれる生徒が生き生きと生活している学校を今後も目指していきたいと考えています。 保護者の皆様、地域の皆様今後ともご支援ご協力を、よろしくお願い致します。
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