校訓 「高く 正しく 強く」

第8号(12月号) 平成27年12月1日発行   校長 関田重雄

 
選挙制度の改正を受けて―選挙疑似体験―
 平成27年6月、公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、公布されま した(平成28年6月19日施行)。今回の公職選挙法等の改正は、年齢満18年 以上満20年未満の者が選挙に参加することができること等とするとともに、 当分の間の特例措置として選挙犯罪等についての少年法等の適用の特例を 設けることを目的として行われました。  この改正に合わせて、中央中学校では本年度の生徒会本部役員選挙から、 公民としての資質の向上を目指して、狭山市の選挙管理委員会から、投票 箱や記載台をお借りし、実際の選挙と同様の方法での選挙を実施しました。 公正な選挙の精神を体得し、生徒会員相互の権利と責任とを明らかにする ことを目的とし「来たるべき成人の選挙の疑似体験ー選挙に行こうー」を 基本のコンセプトとして、まず、立候補者には立候補予定者説明会を行い、 ア.氏名、立候補した役職、意志の確認 イ.選挙日程の確認 ウ.選挙運動 の説明とポスターの配布を行いました。次に選挙運動については、ア.ポス ターの掲示 イ. 選挙公報の配布 ウ. 選挙あいさつ運動 エ. 放送によ る演説会 オ.立会演説会を行い、最後に投票ですが、生徒は各自指定され た投票所に直接出向いて投票する方式をとりました。投票するときには、 生徒会の選挙管理委員が生徒手帳で本人確認を行い、投票用紙を配布し投 票させました。結果を公示すると共に、11月20日の全校朝会で当選者 に当選証書を渡し終了しました。  はじめての試みでしたが、立会演説会・投票共に、生徒は緊張感をもっ て臨み所期の目的は達成できたと考えております。実際の選挙に使う投票 箱等を使用できたことでより一層の成果を挙げることができたと思います。 この場をお借りして狭山市の選挙管理委員会の皆様に御礼を申し上げます。 来年度もさらに工夫・改善をして公民教育の充実に努めて参ります。
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